航空祭ツアーのすすめ

航空祭が雨!悪天候の場合はどうなる?ブルーインパルスのフライトについても解説。

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屋外のイベントはどうしても天候に左右されますよね?

それは航空祭もしかりです。

航空祭が雨・台風のような悪天候の場合、ブルーインパルスが雨の場合どうなるか解説します。

目次

航空祭が雨の場合は中止?

航空祭当日に「雨が降るから即中止!」ということはありません。基本的に雨天決行で、通常の雨程度であれば開催されます。

ただ航空機のフライトが中止になることも。

雨天時はプログラムが変更になることがよくあるので、最新情報は基地内の放送やSNS等でチェックするのがおすすめです。

雨が降っても開催されました!

プログラムの変更はあれど、雨天時でも航空祭を楽しむことができます。

画像のように地上展示(航空機などを外に展示する)は必ず見られます。

格納庫(屋根付きの大きな建物)でもイベントや展示品があります。
ミサイルを見たり、航空機のコックピットを見たりと意外に充実しています。

売店もやっているのでグッズ購入や、屋台の食事が楽しめますよ。

航空祭当日が台風かも!

台風直撃であれば中止されます。
身に危険の及ぶ悪天候の場合は当然中止となりますよね。

これまでも「航空祭当日に台風が直撃かも!」てことが何度かありましたが、直前まで様子をみて前日あたりに基地が開催するかどうか発表されることが多かったです。

「台風が来るかもしれない!」となったら、開催基地のホームページかX(旧Twitter)などで最新情報をチェックしましょう。

また地震災害などに派遣され航空祭が中止になるケースもあります。2011年3月に東日本大震災が起こり、ほぼすべての航空祭が中止されたかと記憶しています。

ブルーインパルスは雨で中止になる?

全国に飛び回るブルーインパルス。
当然フライト当日が雨ということは十分ありえます。

その場合どうなるのか?

航空祭と同じように「雨=中止」ということではありません。どちらかというと雲の影響のほうが大きいです。

雲があるとパイロットの視界がさえぎられてしまい、安全にフライトをすることができません。

「雲の状況がどうなのか?」でフライトするかどうか決まります。

もう少し具体的に説明しますね。

判断の基準は、シーリングの高さによります。

シーリングとは「空の8分の5以上をおおう雲の底辺の高さ」のこと

シーリング(雲の底辺)が高ければ動きのあるアクロバット飛行ができるし、シーリングが低ければ水平な課目が中心となります。

シーリング区分
1万フィート
(約3,000m)
第1区分
7000フィート
(約2,100m)
第2区分
5000フィート
(約1,500m)
第3区分
3000フィート
(約900m)
第4区分
すべて視程8km以上

この表はシーリングと区分の一覧表。

雲一つない快晴の場合、シーリング1万フィートとなり、第1区分の課目が行われます。

シーリング(雲の底辺)が低くなる事に、第2、第3と区分が下がり、水平課目が増えます。

※シーリングの他にも区分を決める要因はあります。
※区分の解説はWikipedia(ブルーインパルス)などで見ることができます。

こちらは文句なしの第一区分です。いつもこんな天気だったらいいのにね~。

こちらはシーリングが低そうですが、なんとか展示飛行してくれました。

画像真ん中のスモークが見えますでしょうか?

キューピッドというハートマークを描く課目が有名ですが、これはその水平バージョン(オリジナル・レベル・キューピッド)
つまり第4区分の課目です。

※区分の解説はWikipedia(ブルーインパルス)などで見ることができます。

中止になるとき

ちなみに「視程5km未満&シーリング1,500フィート(約450m)」の場合は航過飛行(こうかひこう)となります。
ブルーインパルスが編隊を組んで空をまっすぐ飛ぶやつです。

シーリングが1,500m以下となると中止になります。

雨の場合、区分が下がったり中止になる可能性は高くなります。

ただ雨が降っていなくても、シーリングが低ければ飛ばないこともあり、雨だから⋯と一概に言えませんね。

以上、雨の解説終わりです。

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