今回の記事はブルーインパルスの基礎知識になります。
そもそもブルーインパルスは何のためにいるのか?名前の由来や役割など、知ってそうで知らない知識をまとめました。
ぜひご覧ください。


ブルーインパルスは何のため?意味や役割を解説。

ブルーインパルスはアクロバット飛行を専門とするチームの愛称です。
正式な部隊名は「第11飛行隊」
航空自衛隊松島基地に所属している部隊です。
松島基地は宮城県東松島市にあります。
ブルーインパルスは何のために飛んでいるの?
ブルーインパルスはただのかっこいい飛行機ではなく、きちんと目的や役割があります。
それが何かWikipediaで調べてみましょう。
ブルーインパルスは広報活動を主な任務とし、展示飛行を専門に行う部隊である。
出典:Wikipedia(ブルーインパルス)
つまりブルーインパルスは空を飛びながら、航空自衛隊の宣伝している部隊となります。
もう少し丁寧に目的を説明しますね。
ブルーインパルスが素晴らしいアクロバット飛行(展示飛行)をすることにより…

僕たちの完成されたアクロバット飛行に見惚れちゃった?
ありがとう。
僕たちは航空自衛隊に所属しているんだ。
ブルーインパルスをきっかけに自衛隊に興味を持ってくれると嬉しいな。
→「ブルーインパルスってすげー!」もしくは「自衛隊素敵」と思ってもらい、「航空自衛隊応援するよ!」もしくは「航空自衛隊に入隊したい!」という人を増やす。
他にも目的があります。



僕たちの完成されたアクロバット飛行に見惚れちゃった?
ありがとう。



でも僕たちパイロットの技量はまだまだこんなもんじゃないんだよ。
日本の航空機のスペックだって、フフフフフ。
本気出したらどうなるって?
それは秘密だよ。
僕たちの防衛力をなめていると、痛い目にあうぞ。
→諸外国に対して、航空自衛隊の強さアピール
表現はやや偏ってますが、目的はこんなところかと思います。
ブルーインパルスの名前の由来を解説


ブルーインパルスの名前の由来ですが、
ある日どこかのえらい人が「よし、ブルーインパルスにしよう!」と言ったわけではありません。
段階を踏んで最終的にブルーインパルスに落ち着いたのですが、もとを正せばコールサイン(航空無線で呼ばれる部隊の名前)がルーツです。
1958年のブルーインパルス発足前、有志の教官たちが集まってアクロバット飛行の練習をしていました。
(有志の教官たちの集まりが後のブルーインパルスになる)
当時のルールにしたがってコールサインは「チェッカー・ブルー」。
※当時は「飛行隊の名前(チェッカー)+色名(ブルー)」がコールサインのルール
1959年リーダー変更に伴い、コールサインが「インパルス・ブルー」となりました。
※「飛行隊の名前(インパルス)+色名(ブルー)」がコールサイン
ブルーインパルスが発足した1960年、部隊の愛称を決めることになり部内で募集。基地近くを流れる川の名前「天竜(テンリュウ)」が候補となりました。
ところがアメリカ軍の航空管制官にとって発音が難しく、「なんか古臭くな~い?」という意見もあり見直されることに。
そこで前のコールサイン「インパルス・ブルー」を逆にして、「ブルーインパルス」にしてみたところ、「呼びやすいし、分かりやすいし、かっこいいよね~」となり決定しました。
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