ブルーインパルスのパイロットになりたい!条件や倍率、年齢を解説。

ブルーインパルスのパイロットになる方法や条件を解説しました。

高校卒業後どのような進路をとればいいのかまとめたので、参考にしていただければと思います。

目次

ブルーインパルスのパイロットになる条件・方法

まず、ブルーインパルスのパイロットに求められる条件をまとめました。

本人の希望
戦闘機操縦者
高度な操縦技量
2機編隊長以上の資格を持つこと
社交性
協調性

平たく言えば爽やかで操縦がめちゃくちゃうまい戦闘機パイロットであることが条件となります。

条件を満たした上で「ブルーのパイロットにならないか?」とお声がかかれば、晴れてブルーインパルスの隊員となれます。

つまりブルーインパルスに乗るには、戦闘機パイロットになることが必須!ということですね。

他の条件はなんとかするにしても、戦闘機に乗れなかったら選ばれる土俵にも立てないわけです。

ということで次は戦闘機パイロットになる方法を解説します。

戦闘機パイロットになる方法・条件

こちらはF-15戦闘機

戦闘機パイロットになるには、高校卒業後の進路は3パターンです。

  1. 航空学生として航空自衛隊に入隊する
    • 防衛大学校を卒業後、航空自衛隊 幹部候補生学校に入校する。
    • 一般大学卒業後、航空自衛隊 幹部候補生学校に入校する。

    航空学生、もしくは幹部候補生学校を卒業後、戦闘機パイロットになるための訓練をアレコレ受けます。

    戦闘機パイロットになるための訓練アレコレを大雑把にまとめる

    まず座学
    →プロペラ練習機で訓練
    →ジェット練習機で訓練
    →ウイングマーク取得
    →戦闘機で訓練

    戦闘機パイロットになったよ\(^o^)/

    段階を踏んで訓練していくのですが、アレコレの期間はだいたい2年だそう。

    航空学生や幹部候補生学校は倍率が高いので入校するのも大変です。さらに訓練の過程で度々試験が行われ、日々適正をチェックされます。試験で落とされる人も多く(エリミネート)、戦闘機パイロットになれるのは一握りだそう。

    戦闘機パイロットの道のりはなかなか厳しいですね。

    約2年間の訓練アレコレをもう少し丁寧にまとめました。
    興味のある方はご覧ください。

    戦闘機パイロットになるための訓練先と期間

    航空学生、もしくは幹部候補生学校卒業後の流れです。

    基地期間
    飛行準備過程防府北基地(山口県)3~8.5ヶ月
    初級操縦課程(T-7)防府北基地(山口県)
    静浜基地(静岡県)
    約6ヶ月
    基本操縦前期課程(T-4)芦屋基地(福岡県)約6ヶ月
    基本操縦後期課程(T-4)浜松基地(静岡県)約8ヶ月

    ウイングマーク(航空自衛隊操縦士徽章)を取得!

    戦闘機操縦基礎課程(T-4)浜松基地(静岡県)2ヶ月
    戦闘機操縦課程(F-15・F-2)新田原基地(宮崎県)
    松島基地(宮城県)
    約9~10ヶ月

    以上の過程を経て、F-2・F-15戦闘機運用部隊に配属となります。

    高校卒業後の進路について3パターンを解説

    戦闘機パイロットになるための、高校卒業後の進路は3パターンあると説明しました。

    1. 航空学生として航空自衛隊に入隊する
      • 防衛大学校を卒業後、航空自衛隊 幹部候補生学校に入校する。
      • 一般大学卒業後、航空自衛隊 幹部候補生学校に入校する。

      一つずつ簡単に解説していきます。

      1.航空学生として自衛隊に入隊する方法

      画像引用:航空自衛隊ホームページ (https://www.mod.go.jp/asdf/)

      航空学生から戦闘機パイロットになる人が一番多いです。ブルーインパルスも航空学生出身がほとんど。

      パイロットになるための最短ルートです。

      航空学生を卒業後、すぐに戦闘機パイロットになるためのアレコレを学ぶことができます。

      卒業後に、航空自衛隊 幹部候補生学校に入校するパターンもあるようです。
      入校しなくてもパイロットにはなれますが「昇給したいなら幹部候補生学校に入るのがおすすめ」とありました。

      航空学生を受験するための年齢・条件

      受験資格のある年齢は18歳以上21歳未満の者
      チャンスは人生で3度だけ!

      航空学生になるための試験は「筆記試験」「身体検査」「適性検査」などがあります。

      筆記試験

      高校で習った内容が試験として出ます。
      試験科目は国語、数学、英語が必須。地理歴史・公民・理科のうちから1科目。
      ※最新情報はこちら(自衛官募集)でご確認ください。

      身体検査

      身体検査は一般的なものよりも厳しくて、近距離、中距離、遠距離の視力、夜間視力、視野の広さ、肺活量、血圧なども調べられます。

      週プレNEWS(映画の大ヒットで憧れる人続出!?目指せ日本のトップガン!これが戦闘機パイロットへの道だ)

      それぞれの項目に基準があります。

      例えば視力は両眼とも遠距離裸眼視力が0.1以上で矯正視力が1.0以上。近視矯正手術は不可です。
      身長は158cm以上190cm以下。

      など、航空身体検査基準を満たすことが求められます。
      ※航空身体検査の内容はこちら

      適性検査

      また、適性検査ではプロペラ機の後席に乗って実際に操縦します。

      週プレNEWS(映画の大ヒットで憧れる人続出!?目指せ日本のトップガン!これが戦闘機パイロットへの道だ)

      適性検査でパイロットの向き不向きを判断されるそうです。

      倍率・偏差値

      航空学生の倍率は17~25倍(2016~2018年)
      ※参考サイト「公務員予備校比較ラボ」

      偏差値は62です。

      2.防衛大学校を卒業後、航空自衛隊 幹部候補生に入校する。

      撮影者 あばさー ,パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=8524728による

      簡単に説明します。高校卒業後、まず防衛大学校に入学します。

      1年次にパイロットの適性検査・航空身体検査を受け、2年次に本人の適性・希望・成績等から陸上要員(陸上自衛隊)・海上要員(海上自衛隊)・航空要員(航空自衛隊)に分かれます。

      戦闘機パイロットになるには航空要員になることが必須

      ※希望と適性が一致しないケースももちろんあります。
      結果希望しない配置になっても、最終的にはハマるとのこと(うまく馴染めるってこと)。

      航空身体検査に合格した航空要員は、4年次に操縦適性検査を受けることになります。防衛大学校のホームページによると「教官とともに練習機に乗り、予め指示されている手順に沿って操縦を行う」といった内容。

      防衛大学校卒業後は、試験を受けて航空自衛隊 幹部候補生学校に入校します。
      その名の通り幹部自衛官になるための学校です。

      戦闘機パイロットになるには一般幹部候補生」の飛行要員枠で入校することが必要です。

      防衛大学校を受験するための年齢・条件

      受験資格のある年齢は高卒の21歳未満の者
      チャンスは人生で3度だけ!

      防衛大学校の試験は「筆記試験」「身体検査」などがあります。

      筆記試験

      高校で習った内容が試験として出ます。

      人文・社会科学専攻:英語、国語、数学・社会より1科目選択。
      理工学専攻:英語、数学、理科(物理・化学より1科目選択)の3科目。
      ※最新情報はこちら(自衛官募集)でご確認ください。

      身体検査

      身長は男性150cm以上、女性は140cm以上など。
      防衛大学校の身体検査の基準はこちら
      ※種目を防衛大学校学生に合わせてください。

      1年次に航空身体検査があります(航空身体検査基準)。
      受験に必要な条件ではありませんが、航空要員になるには航空身体検査の条件をクリアしておくことが必須です。

      倍率・偏差値

      防衛大学校の倍率は27~42倍(2016~2018年)
      ※参考サイト「公務員予備校比較ラボ」

      偏差値は人文社会学専攻が 62、理工学専攻が55です。

      防衛大学校と航空学生、どっちがいいの?

      早くパイロットになりたい、戦闘機パイロットとして職務を全うしたい方は航空学生がオススメ。

      防衛大学校出身で戦闘機パイロットとなった場合、航空機の管理や運用を期待されることが多いそう。自衛隊の運営にも興味があるなら防衛大学校を選ぶのもいいかもしれません。

      3.一般大学卒業後、航空自衛隊 幹部候補生学校に入校する。

      一般の大学に進学しても、戦闘機パイロットを目指すことができます。

      一般大学卒業後、試験を受けて「航空自衛隊 幹部候補生学校」に入校します。
      その名の通り幹部自衛官になるための学校です。

      航空自衛隊の幹部候補生学校は奈良県にあります。

      戦闘機パイロットになるには一般幹部候補生」の飛行要員枠で入校することが必須です。

      幹部候補生学校卒業時に職種が決められます。

      航空自衛隊 幹部候補生学校を受験するための年齢・条件

      航空自衛隊, CC 表示 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=98882615による

      受験資格のある年齢は大卒と院卒で違います。

      (大卒程度試験)
      大卒の22歳以上26歳未満の者
      (20歳以上22歳未満の者は大卒(見込含))

      (院卒者試験)
      修士課程修了者等(見込含)で、20歳以上28歳未満の者。

      受験可能な年齢幅が広いです。

      一般幹部候補生の試験は「筆記試験」「小論文」「身体検査」などがあります。
      飛行要員希望者は筆記式操縦適性検査を受けます。

      筆記試験

      一般教養と専門択一、専門記述。
      ※最新情報はこちら(自衛官募集)でご確認ください。

      身体検査

      飛行要員の身体検査は、航空身体検査の基準を満たすことが求められます。
      ※航空身体検査の内容はこちら

      倍率・偏差値

      幹部候補生学校の倍率は16~17倍(2016~2018年)
      ※参考サイト「公務員予備校比較ラボ」

      偏差値は65です。

      まとめ

      ほぼ戦闘機パイロットになるための解説になってしまいましたね(^_^;)。

      最後にもう一度、ブルーインパルスのパイロットに求められることを確認します。

      本人の希望
      戦闘機操縦者
      高度な操縦技量
      2機編隊長以上の資格を持つこと
      社交性
      協調性

      とにもかくにも戦闘機パイロットになることが絶対条件となります。

      一筋縄ではいかない道のりですが、希望する方はぜひ目指してほしいと思います。

      1. 航空学生として航空自衛隊に入隊する
      2. 防衛大学校を卒業後、航空自衛隊 幹部候補生学校に入校する。
      3. 一般大学卒業後、航空自衛隊 幹部候補生学校に入校する。

      そして戦闘機パイロットになるには、高校卒業後3つの進路があります。

      簡単にまとめましたが、最新情報や詳細はご確認いただけたらと思います。

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