2019年10月27日、岡山県にある陸上自衛隊日本原駐屯地で
「日本原駐屯地 創設54周年記念行事」がありました。
初めて日本原駐屯地に行ったんですが、とっても楽しいイベントでしたよ。
どんな記念行事だったのか?レポします。
日本原駐屯地はどんなところ?
日本原駐屯地は、岡山県勝田郡奈義町にあります。
(岡山県北部の兵庫県寄り)
岡山市から車で約1時間半の距離です。
陸上自衛隊は、全国を5つに分け、それぞれに方面隊を配備しています。
(北から、北部方面隊・東北方面隊・東部方面隊・中部方面隊・西部方面隊)
方面隊は師団(しだん)・旅団(りょだん)によって編成されています。
日本原駐屯地は、西部方面隊の第13旅団の指揮下にあります。
・第13特科隊(大砲・ロケット・ミサイルによる支援攻撃部隊)
・第13戦車中隊(戦車を扱う部隊)
などが駐屯しています。
※第13旅団は中国5件の防衛、災害派遣等を担当。
司令部は広島県安芸郡海田町の海田市駐屯地。
創設54周年記念行事(2019)のプログラム
テーマ「至誠(しせい)」
開催時間 9:00~15:00
プログラム
模擬売店 9:30~14:30
式典・訓練展示 10:00~12:00
・観閲式
・観閲行進
・訓練展示
装備品展示 訓練展示終了後~14:50
祝賀会食 12:00~14:00
音楽隊演奏 12:30~13:00
戦車試乗 12:00~14:50
他にも・・・
ちびっこ広場
野点(のだて)…野外で茶を立てるお茶会
試着体験
やはり観閲行進や訓練展示は必見です。
戦車乗車も大人気なんですよね~。
日本原駐屯地の記念行事に参加した様子をレポ!
日本原駐屯地に車で移動
記念行事は9時からスタート。
日本原駐屯地から約17km(車で約30分の距離)の津山市を8時過ぎに出発しました。
最初は道が空いていたので、順調だったのですが
途中から道がだんだん混みはじめまして・・・
混んでる感じ伝わります?
なかなか進まない・・・&進んでも少し。
こんな状態がずっと続きました。
先が見えない~いつ到着するんだ~
やっと駐屯地の入り口が見えたのですが、想像以上の人の列にびっくりしました!
ツアーバスも多く見られました。
今年の来場者数は約9300人を超えたそうです。
(主催者発表)
そりゃ混むはずですよ。
やっと駐車場の入口が見えてきました。
この道を左折します。
左折してからも距離がありました。
「こんだけ走ったら、駐屯地まで歩くな~」
と思っていたのですが
なんと駐車した場所は、駐屯地の敷地内でした。
(記念行事会場にはすぐ到着できた)
結局到着したのは9時20分。
通常30分の距離に、1時間20分かかってしまいました。
ちょっと出発が遅かったですね。
9時20分頃、駐車場はまだ空いてましたよ。
手荷物検査があります。
記念行事会場に行くには手荷物検査があります。
男性の荷物は男性の隊員が
女性の荷物は女性の隊員が
荷物の中をチェックされていました。
キビキビとして振る舞いに、ちょっと身が引き締まります。
式典・訓練展示を見にグラウンドへ
9時20分に到着した私は「式典・訓練展示」を見るために、グラウンドへ向かいました。
「式典・訓練展示」は記念行事で一番人気のプログラムです!
10時からスタートですが、場所取りが大事です。
すでに多くの人がグラウンド脇で場所を取っています。
やはり出遅れてしまったか・・・
探し回って、最前列の良い席がとれました。
日本人のマナーの良さに助けられましたよ。
観閲式
10時から観閲式がスタートします。
観閲式なんて、日頃聞き慣れない言葉ですね。
観閲式(かんえつしき)とは?
創隊記念に行われる記念式典である。
引用:Wikipedia(観閲式)
・国民や地域住民などに対して自衛隊の活動に理解を得る
・周辺国に対する牽制
の意味で行われる。
住民などに自衛隊の理解を深めるためのものなんですね。
部隊ごとに自衛隊員が整列しています。
偉い人達(国会議員など)のありがたい話が延々と続きます。
それにしてもいい天気ですね。
観閲行進
式典が終了した後は、観閲行進が始まります。
その名の通り観閲のための行進です。
一番初めは、海田市駐屯地の第13音楽隊が演奏しながら行進です!
観閲行進では、部隊ごとに行進。
様々な装備品を見ることができます。
行進を待ち構える人々。
赤旗を持ったお兄さんが、旗を下げたら行進スタートです。
何かあれば助けてくれそうな車ですね。
「1トン半救急車」という名前のようです。
第13特科隊に配備されている「FH-70」
トラックではなく、後ろに引っ張られているものがFH-70です。
日本原駐屯地に来たなら、ぜひ拝みたい装備品です。
第13戦車中隊の74式戦車
こちらも日本原駐屯地に来たら必見です。
戦車は走っているだけでもめちゃくちゃカッコイイ!
こんな感じで次々と部隊が行進をします。
これが見たくて、前の席が撮りたかったんですよね。
迫力ある観閲行進が終わったら「訓練展示」です。
訓練展示
訓練展示には準備が必要です。
その準備を待っている間に、音楽隊が演奏をして下さいます。
それがただの演奏ではないのですよ・・・
なんと音楽隊と大砲とのコラボ!
何でもチャイコフスキーが作った「1812年」という曲は、大砲が楽器として使われるように作曲されたそう。
音楽に合わせて大砲が「ドーン ドーン」
これはどんな曲か聞いてみたくなりますね!
演奏中、タイミングを待ち構えている「FH-70」
もはやどんな曲か忘れてしまいましたが、インパクト大!!
他にも通常の演奏が何曲かありました。
さて、訓練展示の準備が整ったようです。
実際の戦闘を想定して、どんな展開をするのか見ることができます。
日々の訓練を見学できる、まさに訓練展示!
ヘリが飛んできたり
戦車とともに攻め込む隊員たち!
戦車の空砲や、FH-70の空砲がものすごい振動と音で五感で迫力を感じられます。
訓練展示のこの迫力がたまりません!!!
空砲の直前に「今から撃ちます~」と教えてくれるので
耳をふさぐなり、なんなり対応可。
小さなお子様でも大丈夫です。
観閲行進や訓練展示の様子を動画にまとめました。
記念行事の雰囲気を感じてもらえたらと思います。
訓練展示が終わると、お昼ぐらいの時間になります。
売店へ多くの人が移動します。
模擬売店
記念行事では屋台が出店しています。
奥ののぼりが立っているところが屋台です。
屋台で何かを買おうと思ったのですが、列が長い。
画像中心部に有る白い建物の中にコンビニがあります。
よし、コンビニに行ってみよう!
コンビニの様子。
ここも、ものすごい人人人人。
あまりにも人が多くて、近づくこともできませんでした。
お昼は断念することに。
自衛隊グッズも販売していました。
見ると色々欲しくなります。
音楽隊演奏
音楽隊の演奏が、12:30~13:00にありました。
装備品展示
訓練展示が終わった後のグラウンドでは
自衛隊の装備品が展示されます。
こちらも大人気のプログラムです。
グラウンドには装備品を見たさに多くの人々が!
私も早速行ってみました~
隠密行動用戦闘装着セット
試着もできましたよ。
81式短距離地対空誘導弾(短SAM)
トラック後ろの発射装置からミサイルがドーン!
観測ヘリコプター「OH-6D」
通称「空飛ぶたまご」丸っこいボディが可愛いですね。
2019年度末に退役予定です。
こちらは大人気の「FH-70」
結構遠くに玉が飛びます~
戦車試乗
これも大人気企画「戦車試乗」
戦車試乗するためには、整理券をゲットしなくてはなりません!
今回の戦車試乗は
・総合案内所前で整理券を配布
・午前・午後2回に分けて配布
・配布枚数は合計460枚
もちろん一人一枚ですよ!
整理券をゲットしたら並びます。
こちらが戦車試乗の様子です。
あまりの大人気企画のため、整理券ゲットできず。
いいな~わたしも乗りたかった・・・
どこの駐屯地でも人気があるプログラムです。
日本原駐屯地を後にする
楽しかった記念行事ですが、そろそろ帰ることに。
15時までいたいのは山々ですが
そんな時間に帰ろうものなら、渋滞は避けられません。
今日中に家に帰ることを考えて、14時過ぎに出ることに。
すんなり駐車場を出ることができました。
帰りはお気に入りのスイーツショップ「シャトレーゼ」に寄りました。
食べそこねたお昼の分まで買いまくりましたよ!
まとめ
日本原駐屯地、創立54周年記念行事(2019)に行った様子をお伝えしました。
記念行事でしか体験できないことが、たくさんありましたね。
自衛隊の日頃の訓練ぶりがしっかり感じられるプログラムでした。
駐屯地は全国各地にあるので、近くの駐屯地記念行事に行ってみてくださいね。
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